糖尿病とは、血液中の糖分(血糖値)が上昇している状態が慢性的に続いている病気です。
インスリンという膵臓から分泌されるホルモンの不足や作用低下が原因です。
程度が軽い状態では通常自覚症状はありません。
高血糖がひどかったり、長期間続いていると、易疲労感、頻尿、口渇などの症状がでることもあります。
ただ、長期間高血糖状態が続いていると、微小な血管の障害による網膜症、腎症、神経障害といういわゆる三大合併症や、脳梗塞、心筋梗塞といった大血管障害をきたしやすいです。
また糖尿病のかたは、認知症、心不全、がんといった疾病の合併率が高いことが知られています。
